2019年10月03日

10月の住宅ローン金利は9月からほぼ横ばいで推移、超低金利が定着か

 2019年10月の住宅ローン金利は前月に比べてほとんど動きがなく、超低金利が定着した観があります。

●フラット35の返済期間21年以上は1.11%
 まず、住宅金融支援機構が民間機関と提携して実施しているフラット35の金利は9月とほとんど変わっていません。フラット35は返済期間20年までと、21年以上で金利が異なるのですが、図表1にあるように、返済期間15年〜20年の10月の金利は1.06%でした。9月は1.05%だったので、0.01%の上昇ではありますが、ほぼ横ばいといっていい水準です。
 一方、返済期間21年〜35年の10月の金利は1.11%です。こちらは、9月の1.11%から変化はありません。
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●全期間固定金利型を0%台で利用できるチャンス
 フラット35は完済までの金利が確定している全期間固定金利型ですから、この低い金利で最長35年まで金利をフィックスできるのですから、たいへん恵まれた環境にあります。しかも、省エネ性能、耐震性能、バリアフリー性能などに優れた住宅なら、当初5年間または10年間の金利が0.25%引き下げられる「フラット35S」もあります。
 さほど難しい条件ではなく、フラット35申請件数のうち、ほぼ9割前後がこの「フラット35S」を利用しています。実質的には、1%以下、0%台で全期間固定金利型を利用できるチャンスといっていいでしょう。

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●民間住宅ローンもほとんどは横ばいで推移
 民間住宅ローンに関しても、変動金利型は基準となる短期金利が据え置かれているために、ほとんど動きはありません。
 長期金利に連動する全期間固定金利型や固定期間選択型も、長期金利に目立った動きがないため、指標となる10年固定の金利もほぼ横ばいで推移しています。図表2にあるように、メガバンク3行の金利は9月とまったく変化がありません。
 大手では三井住友信託銀行も9月から変わりませんが、りそな銀行だけは、若干の上昇となっています。



posted by ky at 08:49| ローン金利