2019年08月21日

「次世代住宅ポイント」の発行状況は2か月で17.5億円相当に――国土交通省発表

 消費税増税による住宅建築やリフォーム着工の減少を抑制、平準化を図るための施策として実施されている「次世代住宅ポイント」。2019年8月16日、国土交通省から7月段階のポイント発行状況が発表されました。

●新築住宅は1戸当たり最大35万ポイント
「次世代住宅ポイント」制度は、2019年10月からの消費税増税に対応して創設された制度です。消費税10%でマイホームを取得、新築したり、リフォームしたときにポイントが付与されます。住宅の新築、取得は自己居住用に限定されますが、リフォームは貸家もOKです。
 新築の場合、1戸当たりの上限は35万ポイントで、リフォームは原則30万ポイントですが、一定条件を満たせば最大60万ポイントに引き上げられます。
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●予算は1000億円でうちリフォームが268億円
 2019年度政府予算による時限措置で、予算の総枠は1300億円、そのうちリフォームが268億円とされています。これまでのエコポイント制度などに比べても予算枠は大きく、なかでもリフォームに特に力を入れているのがこれまでと異なる点です。
 19年度予算なので、ポイント申請は20年3月末までとなっています。19年3月までに予算枠に達しそうな場合には、その時点で打ち切りになります。進捗状況については、住宅住宅ポイント事務局のホームページで確認できます。

●7月のポイント発行は約13億ポイント
 この次世代住宅ポイントの申請は、6月からスタートしたばかりですが、国土交通省が8月16日に発表した7月までのポイント申請状況は図表1にある通りです。
 7月の申請は、新築が3959戸、リフォームが658戸、6月からの累計では新築が6536戸、リフォームが1340戸で、合計7876戸となっています。
 一方、ポイント発行状況は7月が一戸建てが3646戸、約12億7423万ポイント、リフォームが1021戸、約3091万ポイントで、合計すると4667戸の約13億0515ポイントです。

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●新築は1戸当たり約35万ポイントに
 6月からの累計の発行ポイントは、新築が4927戸で、約17億2249万ポイント、リフォームが1021戸で約3091万ポイントです。合計は5948戸で、約17億5340万ポイントになります。
 この累計発行ポイントを1戸当たりにすると、新築は約35.0万ポイントで、リフォームは3.0万ポイントになります。新築はほとんどのケースが上限の35万ポイントの発行ですが、リフォームにはまだまだゆとりがありそうです。

●締切りに備えてポイント申請は早めに
 次世代住宅ポイントの予算は1300億円で、うちリフォームが268億円ですから、新築だけでは1032億円。1戸当たり35万ポイントとしても、約30万戸分の枠があるわけです。7月は約4000戸でしたから、これが8月から来年3月まで続いたとしても4000戸×8か月で3.2万戸です。
 そう考えると随分枠に余裕がありそうな気がしますが、今後10月の消費税引上げ実施にともなって、周知徹底が進み、急速に申請が増加する可能性もあります。
 このピッチならすぐにも締切りということはないだろう――とノンビリかまえず、早めに申請するのが安心ではないでしょうか。



posted by ky at 08:57| 住宅取得支援策