2019年10月01日

首都圏の住んでみたい街アンケート「恵比寿」が5年連続トップ――メジャーセブン

 マンション分譲大手7社で構成されるメジャーセブンでは、例年首都圏と関西圏で、『マンション購入意向者に聞く、住んでみたい街アンケート』を実施しています。その2019年版の結果が、2019年9月26日に発表されました。
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●「恵比寿」は断然トップの500ポイント台 
 今回の『マンション購入意向者に聞く、住んでみたい街アンケート』では、図表1にあるように、首都圏では「恵比寿」がトップで、2位が「品川」、3位が「目黒」などとなっています。
 1位と2位の「恵比寿」「品川」は昨年と同じですが、昨年の3位は「自由が丘」でしたが、今年は「目黒」が3位に入り、「自由が丘」は4位に後退しています。
 ポイントをみると、「恵比寿」は640ポイントで、500ポイント台はなく、2位の「品川」は435ポイントと、「恵比寿」の圧倒的な強さを感じます。
 
●「交通の便がよいから」で街を選ぶ傾向
 昨年に比べてのベスト10の順位の変化は、せいぜいワンランク止まりがほとんどですが、そのなかで、昨年は10位だった「表参道」が今年は7位に大きくジャンプアップしているのが目立っています。
 なお、「住んでみたい理由」をみると、トップの「恵比寿」から3位の「目黒」までは「交通の便がよいから」という理由が一番で、4位の「自由が駅」は「好きな沿線だから」となり、5位の「吉祥寺」は再び「交通の便がよいから」となって、6位の「二子玉川」は「商業施設が充実しているから」となっています。
基本は交通利便性ですが、そのほか、沿線イメージ、生活利便施設の充実なども重要なポイントになっているようです
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●男女別にみてもトップはどちらも「恵比寿」
 男女別のベスト10は図表2にある通りです。
 男女どちらもトップは「恵比寿」です。男女ともに幅広く支持されていて、獲得ポイントの高さも頷けるところです。
 総合2位の「品川」は男性では2位ですが、女性では5位にとどまります。「品川」は、東京の南の玄関口として将来性が高く評価されている面があるものの、やはり住むよりは、働く街というイメージが強いのかもしれません。
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●関西圏では「西宮北口」が4年連続のトップ
 一方、関西圏をみると、図表3にあるようにトップは「西宮北口」でした。4年連続のトップ堅持です。
 2位は「梅田・大阪」で、3位が「岡本」、4位「夙川」、5位「宝塚」などと続いています。「梅田・大阪」は昨年の3位から2位に上がり、3位の「岡本」も4位から3位に上がりました。反対に、昨年2位だった「夙川」は4位に落ちています。

●関西では交通利便性とともに住環境重視
 トップの「西宮北口」と2位の「梅田・大阪」に住んでみたい理由の1位は「交通の便がよいから」ですが、3位の「岡本」、4位の「夙川」、5位の「宝塚」は「街並みがきれいだから」がトップになっています。
 首都圏でもやはり交通利便性が重視されていますが、関西圏では交通利便性もさることながら、住環境の良さも重視される傾向が強いようです。




posted by ky at 08:52| 意識調査

2019年09月05日

オリコンが不動産仲介会社の顧客満足度ランキングを発表

 見えない満足度を可視化することをコンセプトに掲げるオリコンの顧客満足度調査。2019年9月2日に「不動産仲介」に関するランキングを発表しました。売却が5回目で、購入が4回目となるこの調査、過去7年以内に個人向け不動産仲介会社の利用実績のある人を対象にインターネット調査を行っています。

●売却は8項目、購入は6項目の評価項目設定
 調査に当たっては、満足度における評価項目として、売却に関しては、「問い合わせ対応」「担当者の提案力」「担当者の接客力」「媒介手続き」「売却サポート」「売却価格」「契約手続き」「利用のしやすさ」の8項目を、購入に関しては、「問い合わせ対応」「担当者の提案力」「担当者の接客力」「購入サポート」「契約手続き」「利用のしやすさ」の6項目を設けています。
 その評価の合計でマンション売却、一戸建て売却、マンション購入、マンション売却の4分野で総合ランキングを作成して、項目ごとのランキングも算出しています。

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●マンション売却では住友林業ホームサービスがトップに
 その結果、マンションの売却においては住友林業ホームサービスがトップに上がりました。前年の4位から大きくジャップアップし、2年ぶり3度目の1位です。
 8項目中「問い合わせ対応」などの5項目でトップに立ち、なかでも「担当者の接客力」は81.24点という高得点で、トップ奪回に大きく貢献しました。大手仲介会社のなかでは、比較的目立たない存在ですが、利用者からの評価は高いようです。
 昨年までトップだった野村の仲介+は、三井トラスト不動産とともに、2位となっています。

●一戸建ての売却では野村の仲介+が1位に
 一戸建ての売却においては、野村の仲介+が、唯一76点台でトップに立ちました。野村不動産アーバンネット時代を含めて、16年から4年連続のトップです。8項目すべてにおいて1位で、地域別の首都圏においてもトップと、強固な基盤を築いているようです。
 2位には、近鉄の仲介が75点台で追い、3位にはマンション売却でトップだった住友林業ホームサービスが入っています。こちらは74点台で、トップの野村の仲介+との差が小さくありません。

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●マンション購入は野村の仲介+が4年連続トップ
 一方、購入に関してみると、マンション売却では野村の仲介+が75.26でトップでした。野村不動産アーバンネット時代を含めて、4年連続のトップです。4年連続は一戸建ての売却と同様です。
 6項目のうち、「利用のしやすさ」以外の5項目でトップに上がり、高い評価を集めています。
 2位には、昨年3位の三井のリハウスが入り、3位には昨年2位の東京リバブルがランキングされています。

●東急リバブルが一戸建て売却では3年連続トップ
 最後に、一戸建ての売却をみると、東急リバブルが唯一の73点台でトップです。東急リバブルが1位になるのは3年連続です。一戸建てに関する6つの評価項目すべてトップになっていて、地域別では首都圏でもトップに上がっています。
なお、2位には三井のリハウスが入り、昨年と順位は変わりません。3位には、住友不動産販売が前年の5位からベスト3にランクインしています。



posted by ky at 08:54| 意識調査

2019年07月19日

東京オリンピックで一番注目度が高まる街(駅)は豊洲!――リクルート調査

 リクルート住まいカンパニーが2019年7月16日、『住みたい街ランキング2019関東版番外編』として、「2020年の東京オリンピックの時人気がでそうな街ランキング」を発表しました。

●トップの豊洲は2位以下のポイントの2倍以上に
 2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、開会式や閉会式、陸上競技などは新国立競技場で行われますが、多くの競技が有明など、東京の湾岸エリアを中心とする会場で開催されます。現在、着々と工事が進んでおり、合わせて周辺の道路や公共施設などのインフラ整備も進行しています。
 その結果、「2020年の東京オリンピックの時人気がでそうな街ランキング」では、図表にあるように、会場に近いベイエリアの街が上位にあがりました。なかでも、東京メトロ有楽町線の豊洲駅は、514ポイントで、2位のJR山手線などの品川駅の244ポイントを大きく引き離して断然のトップでした。

●オリンピック以外にも注目度が高まる要素が
 豊洲は、競技会場が集中する有明エリアに近く、駅周辺では再開発が急速に進んでおり、18年には近くに豊洲市場もオープンしています。
 大規模商業施設のアーバンドックららぽーと豊洲、江東区の特別出張所や文化施設などが入る豊洲シビックセンターなどの生活利便施設が揃っている上、1000戸規模のメガマンションも複数建設されています。都心へのアクセスを向上させる環状2号線も完成予定で、オリンピックに合わせてBRT環状2号線も開通し、BRTと呼ばれるバス高速輸送システムも開業する見込みです。ますます注目度が高まる要素が揃っています。

●湾岸の人気エリアではまだ割安感も残っている
 しかも、この豊洲エリアは2位以下に挙がったエリアに比べて、マンションの割安感が残っていることも大きな魅力ではないでしょうか。
 図表にもあるように、この豊洲エリアの新築マンションの70u換算の価格は6695万円です。注目度が高いため、13年の5121万円から30.7%も上がっていますが、それでも品川駅の1億円台、東京駅の8000万円台に比べるとかなり買いやすくなっています。
 まだまだ割安感があるということは、将来的な資産価値の向上も期待できるわけで、それも人気の要因になっているのではないでしょうか。

●湾岸の入口のターミナル駅にも人気が集まる
 2位にはJR山手線などの品川駅、3位にはやはりJR山手線などの東京駅が入っています。オリンピックの主な会場となる湾岸エリアの玄関口ともいうべきターミナル駅で、オリンピックに向けて注目度が高まるの当然でしょう。
 特に、品川駅は27年開業予定のリニア新幹線の始発駅であり、周辺では大規模な再開発が続いています。18年に「高輪ゲートウェイ」駅と駅名が決定した山手線新駅も20年に暫定開業し、周辺ではオフィス、商業施設、住宅などの開発が予定されています。東京の南の玄関口としての割合がますます高まり、住みたい街としての人気もいっそう高まるのは間違いないでしょう。

●メガマンションの開発進む月島、勝どきも人気に
 湾岸エリアの東京メトロ有楽町などの月島駅は7位に、都営大江戸線の勝どき駅が9位に上がっています。月島駅周辺は下町の風情が色濃く残るエリアで、地元の商店街も元気で、周辺では1000戸超のメガマンションの建設計画も進んでいます。
 また、勝どき駅でもこのエリアで最大規模になる58階建てのタワーマンションをはじめ3棟の建設計画が進められています。さらに、隣接する晴海では、オリンピックの選手村として活用後に分譲マンションとして販売される『晴海フラッグ』の販売も始まっています。分譲・賃貸合わせて6000戸規模の東京では最大規模の街づくりであり、オリンピックレガシーとして人気も集めています。



posted by ky at 08:15| 意識調査