2019年06月25日

中古住宅の徒歩時間の許容範囲は10分以内の合計が54.0%に

 住宅購入予定者が購入希望条件を登録しておくと、希望に合致する不動産情報が、その不動産の資産価値やリスクなどが分かる資産価値評価レポートとともに、毎日配信されるサービス「物件提案ロボ」。その「物件提案ロボ」を運営するリニュアル仲介が、物件提案ロボユーザー対象に、不動産の立地に関するアンケート調査を実施しています。

●半数近い人は徒歩10分以上も許容範囲に
 立地のなかで、特に資産価値への影響力が大きい最寄り駅からの徒歩時間。東京カンテイなどの調査でも、徒歩時間が短いほどリセールバリュー(価格維持率)が高いという結果になっています。
 そこで、この調査では最寄り駅からの徒歩時間の許容範囲を聞いています。その結果は円グラフにある通りで、「〜5分」は6.8%で、「〜7分」が15.2%、「〜10分」が32.0%で、10分以内が条件とする人の合計は54.0%でした。
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●4人に1人近くは徒歩16分以上でもOK
 さらに、「〜15分」は23.4%で、「〜20分」が10.8%、そして「バス便」もOKとする人が11..8%になっています。徒歩時間が長くても大丈夫という人が意外に多い印象ですが、これは、購入希望対象が中古マンション、中古一戸建て、土地であり、マンションと一戸建てが同じ扱いになっているためでしょう。
 当然のことながら、マンションだけに限定すれば、この徒歩時間の許容範囲はかなり短くなるのではないでしょうか。
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●若い人ほど徒歩時間を重視する傾向が明確に
 この許容できる徒歩時間、年代によってかなりの違いがみられます。
 一覧表にあるように、20代では「〜5分」「〜7分」「〜10分」の合計は66.7%に達します。20代の3人に2人は、マイホームは徒歩10分までと考えています。反対に、「〜20分」「バス便」でも可という割合はそれぞれ4.2%にとどまります。
 これが、30代、40代のマイホーム取得適齢期になると、かなり様相が異なってきます。20代のうちは、多少狭くて駅近物件という発想ですが、ファミリー世帯が多くなるこの年代では、多少遠くても仕方がない割り切る人が増えるようです。

●30代、40代は多少徒歩時間が長くてもガマン
 たとえば、30代では徒歩10分以内までとする合計の割合は50.1%に減少し、20代の66.7%に対して16.6ポイントも低くなります。反対に「〜20分」までは12.1%に、「バス便」OKは17.2%に増えます。
 限られた予算のなかで、ファミリーに必要な広さの物件を求めるとなれば、徒歩時間はある程度譲らざるを得ないという現実的な判断でしょう。
 自分は通勤で多少苦労することになっても、子どもたちはゆったりとした住まいで伸び伸びと育てたい――そんな親心も感じます。
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●資産価値よりは生活しやすい物件選びを
 次に、物件の立地先選びに当たって、通勤・通学に便利、子どもたちの学区などのライフスタイルを重視するか、売却時の値段が下がりにくいといったリセールバリュー(価格維持率)のどちらを重視するか質問しています。
 その結果、円グラフにある通り、ライフスタイル重視派が66.7%で、リセールバリュー重視%が33.3%になりました。全体的には3人に2人までは資産価値よりは暮らしやすさを重視しているようです。
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●資産価値重視派は徒歩時間の短い物件を選択
 このライフスタイル重視か、リセールバリュー重視かによって最寄り駅までの徒歩時間の許容範囲をみると、なかなか興味深い結果になっています。
 円グラフにあるように、ライフスタイル重視派では、徒歩時間の許容範囲が10分までの合計が45.0%であるのに対して、リセールバリュー重視では57.0%に達します。リセールバリュー重視派ほど徒歩時間の許容範囲が短くなります。先にも触れたように、徒歩時間は資産価値の維持に決定的な要素になりますから、こうした違いが出てくるのも当然のことといっていいでしょう。




posted by ky at 09:39| 住宅選び

2019年02月18日

住友不動産が東京・西新宿の『総合マンションギャラリー』をリニューアルオープン

 住友不動産は2011年にJR山手線の主要ターミナル5か所に『総合マンションギャラリー』をオープンさせました。同社が首都圏で販売するすべてのマンションの物件情報を提供する、当時としては画期的なシステムで大きな話題になりました。それから8年、環境変化やマンション進化などに合わせてこのほど東京・西新宿の『総合マンションギャラリー新宿館』をリニューアル、2月16日のオープンに先立って2月15日に報道向けの内覧会が開催されました。
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●2011年に山手線ターミナルに5館同時オープン
 住友不動産の『総合マンションギャラリー』は、2011年、東京の新宿、渋谷、池袋、秋葉原、田町のJR山手線ターミナル駅に5館同時にオープンしました。これによって、従来のように、現地近くのモデルルームまで足を運ばなくても、一か所で集中的に情報を収集し、比較検討できるようになったのです。
 最近はインターネットでも簡単に情報を入手できますが、『総合マンションギャラリー』では物件ごとの環境、間取り、設備、インテリアなどをリアルに体感できます。そのため、5館で年間1万5000人の来場があり、うち3000人は具体的な希望物件を決めていないお客だそうです。
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●リニューアルで近郊や郊外物件へシフト
 つまり、まだまだ漠然とマンションの取得を考えている人も、年間3000人集めているわけで、これは『総合マンションギャラリー』ならではの成果でしょう。住友不動産としては、こうした初期段階のお客を積極的に誘引、現在の年間3000人から5000人に増やしたい意向です。
 そのため、今回のリニューアルに当たっては従来の都心物件シフトから、近郊・郊外物件への誘引度合いを高めることにしています。特に、共働き世帯で近郊や郊外のいい環境で子育てしたいという人たちを念頭に置きながら、より幅広い層を取り込みたいとしています。
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●住友不動産ならではの販売戦略の中核に
 住友不動産は、大手不動産のなかでも独特の販売戦略をとっていて、「値引きせずに適正価格でジックリ販売」をポリシーにしています。
 多くの不動産会社が完成までの完売を目指して値付けし、完成が近づくと値引きも辞さないという販売方法であるのに対して、住友不動産は大規模物件だと竣工後2年、3年と販売を続けるケースも珍しくありません。その間、決して値引きはしません。少なくと表立っては。
 だからこそ、首都圏だけでも常時80物件を販売しており、お客のニーズなどに合わせて適切な物件を紹介しやすいというメリットがあります。
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●18年で5年連続のマンション供給数トップ
 しかも、住友不動産ではすでに首都圏で3万戸分の用地をストックしており、今後も安定的にマンションを供給できるとしています。不動産経済研究所の調査によると、事業主別ランキングでは17年まで4年連続トップですが、間もなく公表される18年分もトップはほぼ間違いないと自信を持っています。
 業界トップの座を19年以降も維持していくためにも、『総合マンションギャラリー』は重要な営業拠点であり、リニューアルによってその役割がいっそう重要になっていくのではないでしょうか。
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●今後は池袋と秋葉原でもリニューアルを実施
『総合マンションギャラリー』のリニューアルは、まず新宿館からスタートしましたが、今後は池袋、秋葉原と順次進めていく方針です。
 現在、首都圏の山手線ターミナルの5か所のほか、銀座、横浜、名古屋の栄、大阪の梅田の9拠点を有していますが、リニューアルによって魅力度を高め、マンション業界のリーディングカンパニーの座を不動のものにしたい考えです 

●相談から選択までワンストップで対応
 この『総合マンションギャラリー』では、マイホーム探しのスタート段階での相談、そして実際の物件見学と同じようなモデルルームでの広さや最新設備の体感、豊富な物件ののなかからの選択まで、ワンストップで対応します。
 新宿館の場合、相談スペースだけでも25テーブルがあり、最大100人を収容できる打ち合わせルームがありますが、週末などには満席近くでごった返すことも珍しくないそうです。一度お近くの『総合マンションギャラリー』を訪ねてみてはどうでしょうか。




posted by ky at 08:43| 住宅選び

2019年01月15日

「都心にゆとりあるライフスタイル」提案――『ハウジングステージ新宿』オープン!

 2019年1月12日(土曜)、東京都新宿区百人町に総合住宅展示場『ハウジングステージ新宿』がオープン。JR山手線新大久保駅から徒歩2分という“超都心”に誕生する注目の展示場なので、オープン当日、さっそく見学に行ってきました。モデルハウスは全15棟になる予定ですが、完成しているのはまだ2棟だけであり、加えてこの日は都心で初雪を観測するというあいにくの天候だったにもかかわらず、多くのお客が詰めかけました。
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●東京都心では久々の総合住宅展示場
 総合住宅展示場は、何棟ものモデルハウスを建て、一定の駐車場も必要なので、立地先はどうしても郊外中心になり、都心での立地には困難がともないます。
 ですから現在のところ、東京の都心5区の総合住宅展示場としては、新宿区の東京都新宿住宅展示場、渋谷区のTBSハウジング渋谷ぐらいのものです。都心やその周辺に住む人、あるいは仕事の合間を縫って見学したいと考えている人は、わざわざ郊外にでなければならず、けっこう不便なものです。
 そこに登場するのがこの新宿区に誕生する『ハウジングステージ新宿』です。まずは、その立地からみると――。

●山手線沿いの1万u超の敷地に15棟
『ハウジングステージ新宿』はJR山手線新大久保駅から徒歩2分、かつてロッテの新宿工場があった場所で、敷地1万u超に及ぶ都心では屈指の大型展示場です。都心の展示場といえば、駐車場の確保がネックになりがちですが、この『ハウジングステージ新宿』は104台分の駐車場を確保しているので、クルマでの見学にも便利です。
 この立地、広さ、そして駐車場の充実などから、運営に当たっている株式会社ファジー・アド・オフィスでは、「地元の新宿区だけではなく隣接する豊島区や文京区などにお住まいで、より良質な住まいへの建替えなどを考えている人など、幅広い都心の需要層の集客が期待できるではないか」としています。
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●コンセプトは「ゆとりあるアーバンライフの提案」
 展示場のコンセプトは、「ゆとりあるアーバンライフの提案」。消費動向をみても、「モノ」という物質的な豊かさを求めるのではなく、「コト」消費へのシフトが進むなど、都市のライフスタイルは多様化し、個々の豊かさが求められるようになっています。
 住宅こそそうした変化のベースになる場所であるということから、都心にもかかわらず緑に囲まれたゆとりある空間を演出し、訪れる人に心地の良さを提供、コミュニティプロモーションで地域との交流を進めるなど、多角的に集客を促進していくことにしています。

●さまざまな提案を楽しめる住宅展示場に
 広い敷地を活かして、空地率を高めることで多くの緑を配し、心地よく、ここが都心とは思えないほどリラックスできる空間づくりが行われています。レストスペースが複数設けられているので、会場全体を楽しみながら回遊できるように設計されています。
 展示場内は、都心にもかかわらず10m超のゆとりある道幅を確保、お子さまづれでも安心して歩けますし、シニアもゆったりと見学できます。
 建設されるモデルハウスもそれぞれに個性があって、歩いていも退屈することはないでしょう。たとえば、出展するハウスメーカーがこんな提案を行うことも可能としています。
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●こんなモデルハウスが登場するかも
・オーガニック野菜を育てられる菜園
・ペットとアウトドアを楽しめるテラス
・可変性がありライフスタイルの変化に合わせられる家
・事業用(カフェ、教室、パン屋さんなど)に使える空間
・大音量で好きな音楽が奏でられる防音設備
・一室がワインセラーになった優雅な地下空間
・AIを導入してゆとりあるくらしを具現化した家
・ZEHを導入した、省エネ・減災性能の高い安心な家
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●ダイワハウスとセキスイハイムの2棟がオープン
 1月12日のオープン日現在、完成したモデルハウスを見学できるのは大和ハウス工業の「スカイエ」とセキスイハイム(積水化学工業)の「デシオ」の2棟ですが、「スカイエ」は1階にカフェを設置、収益を確保できる仕組みで、LDKとつながる防音室も設けられ、大音量での映画や音楽などを楽しめるようになっています。
 また、セキスイハイムの「デシオ」では3階にLDKが設置され、プライバシーと快適性の両立を目指した明るい空間になっています。加えてZEH対応の省エネ・減災性能の高い家になっているようです。
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●今後も続々と楽しみな施設やモデルハウスが誕生
 今後も最新のモデルハウスが続々と完成し、15棟がすべて揃った大型連休にはグランドオープンを予定しています。
 モデルハウスのほか、2月にはインフォメーションセンター、緑豊かなグリーンテラスがオープン、続いて4月にはゆったりとくつろげるカフェラウンジがオープンする予定です。グリーンテラスには樹齢100年のオリーブの木がシンボルツリーとして植樹されのも見物です。
 今年の大型連休は天皇陛下のご即位もあって10連休になる予定。新たなる時代の始まりにあたって、新しい総合住宅展示場を訪問、新時代の住まいづくりを考えるのもいいのではないでしょうか。

★ハウジングステージ新宿
http://www.housingstage.jp/shinjuku/




posted by ky at 09:35| 住宅選び