2019年01月28日

「花月園前」から「花月総持寺」へなど京急が2020年3月に4駅の駅名を変更

 2019年1月25日、京浜急行電鉄が「地域沿線の活性化を目的に2020年3月 4駅の駅名を変更します」と発表しました。さて、何駅が何駅になるのでしょうか。
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●創業120周年記念事業の一環として実施
 京浜急行電鉄は120周年事業の一環として、2020年3月、沿線地域の活性化を目的に4つの駅の駅名を変更します。変更する4つの駅と、変更後の駅名は次の通りです。

 路線名    現在の駅名    変更後の駅名
 京急大師線  産業道路     大師橋
 京急本線   花月園前     花月総持寺
 京急本線   仲木戸      京急東神奈川
 京急逗子線  新逗子      逗子・葉山

●4つの駅名変更に込められた狙いとは
 それぞれの変更の理由について、京急では次のように説明しています。
★大師駅 京急大師線連続立体交差事業によって地下化されるのを契機に、川崎市と大田区を結ぶ架け橋であり、地元シンボルのひとつでもある「大師橋」に変更、新しい街づくりを進める
★花月総持寺 東洋一といわれた遊園地、その後の競輪場の「花月園」が閉鎖され、新たな街づくりが計画されているため、かつての名残を残しながら、全国的に知られる曹洞宗総本山の名称を取り入れる
★京急東神奈川 JR京浜東北線の東神奈川駅に隣接しながら駅名が異なるため、海苔間違えなども少なくなかった。そのため、隣接していることはを明確にし、認知を高めるため「京急」を冠した上で同駅名とする
★逗子・葉山 ブランド力のある逗子と葉山を合わせることで、三浦半島のさらなるイメージ向上や地域活性化をはかる
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●駅看板への「副駅名」記載駅も増やす
 京浜急行では、今回の駅名変更にあたって、小中学生から広く駅名を募集しましたが、そのなかには、変更予定駅以外への希望も多数寄せられました。そのなかで、誘客につながりそうな名称について、「副駅名」として、駅看板などに記載することが決まった駅もあります。
 たとえば、鮫洲駅に冠しては、「鮫洲運転免許試験場」、大森海岸駅は、「しながわ水族館」、日ノ出町駅は「野毛山動物園」、追浜駅が「横須賀スタジアム」、汐入駅が「横須賀芸術劇場」などとなっています。
 たしかに分かりやすくはなりますが、さて、どれくらいの誘客効果が期待できるのか、乞ご期待といったところです。 




posted by ky at 08:48| 交通・通勤

2018年07月24日

全国の鉄道の混雑率ワースト1は東京メトロ東西線

 国土交通省が毎年実施している『都市鉄道の混雑率調査』の2017年版が発表されました。このところは輸送力の強化などが停滞していることもあって、混雑率はあまり改善されていないようです。通勤・通学時の混雑度合いは仕事や勉学などにも影響してきますから、住まい選びに当たっては希望沿線の混雑率は必ずチェックしておきたいところです。
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●首都圏の平均混雑率は163%に
 2017年の三大都市圏の平均混雑率は東京圏が163%で、大阪圏は125%、名古屋圏は131%という結果でした。
 東京圏は前年の165%から2ポイント改善されたものの、大阪圏は横ばいで、名古屋圏は130%から131%にむしろ悪化しています。名古屋圏は全国のなかでも製造業が元気で、経済動向も活発なところから、人の動きも激しいのかもしれません。
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●車内で何とか新聞を読めるのが目標
 この混雑率、座席と吊り革がすべて使用され、扉付近に数人が立っている状態を100%として、そこから、図にあるように、新聞を広げて読める状態が150%、折り畳むなど無理をすれば新聞を読めるのが180%、身体が触れ合い相当圧迫感があるのが200%、ほとんど身動きできない状態を250%などとしています。
 国としては、混雑率の高い路線についても、輸送力の増強などによって180%まで引き下げることを目標としています。
 三大都市圏別では、大阪圏、名古屋圏はおおむねこの目標以下の水準になっていますが、東京圏では残念ながら目標まで引き下げられていない路線も少なくありません。

●最も混雑がひどいのは東西線の199%
 17年の調査において最も混雑率が高かったのは、東京メトロ東西線の199%でした。時間帯は午前7時50分から8時50分までの1時間で、木場・門前仲町間が対象になっています。10両編成で1時間に27本が走っているのですが、それでもこの混雑率です。
 混雑率のワースト2はJR東日本の総武緩行線の197%、以下JR東日本横須賀線の196%などが続いています。
 180%を超えているのは11路線で、すべて首都圏の路線です。しかも、11路線中8路線はJR東日本の路線で、ほかは東京メトロ、東京都日暮里舎人ライナー、東急田園都市線となっています。

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●近畿圏では阪急神戸線が147%のワースト1
 近畿圏で最も混雑率がかったのは阪急神戸線の147%で、次いで大阪メトロ御堂筋線の146%、阪急宝塚線の144%などが続いています。
 名古屋圏では名鉄本線(東)と名鉄本線(西)が143%と最も高く、次いで名古屋市営地下鉄東山線の140%などとなっています。
 いずれも、東京圏に比べれば混雑率はさほどではなく、なかには100%をわずかに超える程度のゆとりある路線も少なくありません。交通事情はエリアによって随分と違っているようです。

●通勤時間を1時間ずらせば大幅に緩和
 今回の調査では、時差出勤などを推進するため、ピーク時だけではなくピークサイドの混雑率も調査、混雑率の見える化を図っています。
 それによると、最も混雑率の高い東西線でも、ピーク時の7時50分〜8時50分の199%に対して、1時間前の6時50分〜7時50分なら157%に、8時50分から9時50分の1時間後なら130%まで緩和されることが分かりました。
 時差出勤の効果はてきめんで、仕事の能率が上がり、心身の健康にもプラスになるのではないでしょうか。




posted by ky at 09:03| Comment(0) | 交通・通勤